あるランチ営業の時に、お一人でご来店された女性のお客様とのお話です。
あるランチ営業の時に、お一人でご来店された女性のお客様とのお話です。テーブル担当の私がご挨拶に行くと、既にご注文が決まっており、お店にとても慣れているようでした。その後は、お食事も済んで、食後にホットコーヒーを飲みながら、ゆっくり過ごされていました。私は常日頃、担当したお客様には必ず何か話し掛けて、ご注文のやりとり以外の会話を引き出して、お客様のことを知りたい、接客を楽しみたい、という思いでフロアに立っています。そんな思いから、その女性のお客様にも何気なく話し掛けてみたところ、お客様の方から、心の中で思っていたことを私に話してくれました。
「いつ来ても、誰が担当でも、このお店のスタッフの方は全員気配りが素晴らしくて、一体どのような指導をされているんですか?私の娘はまだ小さいですが、将来はこんな風に若いうちから成長出来るOUTBACKさんで働かせたいです。」 その言葉を聞いた時、思わずウルッときてしまいました。私が最近意識してきた、“その日誰がいても、誰が担当でも同じクオリティでの接客”を認めてもらえた気がしました。私たちが目指している理想のお店像が、このようにお客様にも伝わっていることが、本当に嬉しかったです。
私は間もなくOUTBACKを卒業しますが、これからもお店全体で同じビジョンを見据えて、お客様がアウトバッカーに会いに来たい、と思っていただけるお店になっていくことを願っています。