「ご馳走様でした!お元気ですか?」と、前年の卒業生たちがキッチンまで来てくれました。
アウトバックで働く人はほとんどが学生です。なので、この時期になると、学校の卒業と同時に、アルバイトも卒業となります。毎年、たくさんの卒業生を見送ります。アウトバックならではと思うことは、卒業が近づいてくるこの時期に、前年そして、前々年に卒業したアウトバッカーたちが来店してくれること。
「誰々が今日最後だから来ました。」、「私がトレーニングした子なので来ました。」と、予約して食事をしに来てくれます。
懐かしいメンバーが今年も来てくれていました。その日は、私はキッチンで働いていたので、「誰々が来ましたよ。」と声をかけてもらっても、忙しくてなかなかフロアに出ることができませんでした。「もう無理だな。今日は会えなくても仕方がないな。」と思っていました。そもそも卒業生に会いに来ているのですから、残念ですが諦めていました。
すると、「ご馳走様でした!お元気ですか?」と、前年の卒業生たちがキッチンまで来てくれました。懐かしい笑顔がありました。
「元気だよ。みんなはちゃんと社会人してるの?」、「まあそれなりに頑張っていますよ。」という短いやり取りをしました。
顔を見られて嬉しかった。懐かしかった。他の飲食店やアルバイト先ではこういうことはあるのでしょうか?アウトバックならではのことだと思います。
先日は、今は閉店してしまっている南大沢店の卒業生の集まりがありました。海老名店がオープンするときは、他店舗からたくさんのアルバイトの方がヘルプに来てくれました。南大沢店からも、もちろん来ていただきました。その中の一人が、今回声をかけて海老名で集まることになったそうです。
予約の名前を見て「あれ?」と思ったのですが、同姓同名の方かもしれない、一文字違うかもしれない、私の記憶が間違っているかもしれない、と思っていました。でも、担当が「お客様から頂きました。」と菓子折りを持ってきて、「以前、南大沢店で働いていたとお客様が言っています。」と聞き、「ああ、やはり。」と、急いで席に伺いました。懐かし顔がありました。月日はだいぶたっているので、当時のそのままの姿ではないですが、それはこちらも同じこと…。
「ご無沙汰しております。覚えていますか?分かりますか?」お互いが同じことを言っていました。話していると、そうそうこんな話し方、変わらないなと、当時のことを少しずつ思い出しました。
「もっと大勢で集まる予定が少なくなっちゃって、みんなの都合がつかなくてね。」と、海老名にヘルプで来たのは、今日のこの中では一人だけでしたが、みんな元アウトバッカー。店舗は違っても、メニューや備品や雰囲気などから、皆さん昔のアルバイト時代を思い出していました。何年たっても繋がっている、アルバイトを一緒にした仲間たち。どこの店舗でもいらっしゃると思います。これってアウトバックならではのこと。
「辛く苦しく大変だったけど、それ以上に楽しかった。」ある卒業生が言っていました。卒業のこのシーズンは、毎年悲しく寂しくなりますが、一緒に働けたこと、出会えたこと、送り出せたことに感謝しています。そして、また会えることを楽しみにしています。この“しきたり”はなくならないでほしいな、ずっと変わらず続いてほしいな、との願いとともに。
