会社で企画された“第1回ホスピタリティコンテスト”
私がアウトバックで働き始めて4年目のこの夏に、会社で企画された“第1回ホスピタリティコンテスト”へ、店舗代表として参加する機会をいただきました。各店舗から選ばれた代表者たちが一堂に集まり、一人ずつテーブルサービスを実演して、ホスピタリティを評価してもらうというコンテストです。
会場に着き、いざコンテストが始まると、その瞬間から他の参加者たちのレベルの高さに圧倒されました。商品知識はもちろん、自分にしかないおすすめの仕方や、お店に対する強い愛情がひしひしと伝わってきて、「すごいな…。」と、心の底から感じたのを今でも覚えています。
そんな中、私がまさかの“最優秀賞”。自分が選ばれるとは思ってもいなかったので、結果を聞いた瞬間は、驚きと同時に、信じられない気持ちでいっぱいになりました。そんな中で、あの場で感じたことは、“賞を取ること”よりも、“ホスピタリティとは何か?”という本質的な気づきでした。
参加者全員に共通していたのは、誰もが心からの笑顔で接していたということです。お客様に何か特別なことをしているわけではなく、相手を思いやる気持ちが自然と表情に出ていて、その笑顔が人の心を動かすのだと実感しました。私はその瞬間、「笑顔こそがホスピタリティの原点なんだ。」と強く感じました。
実はこのコンテストへの出場を決めるまで、私はずっと迷っていました。もともと挑戦することが得意ではなく、目立つこともあまり好きではありませんでした。自分に自信がなくて、「絶対に無理だ。」と思い込んでいたのです。でも、そんな自分を変えたいと思い、少しだけ勇気を出して一歩踏み出してみました。結果的に最優秀賞という形で評価をいただけたことは、もちろん嬉しかったですが、それ以上に、「挑戦するってこんなにも素敵なことなんだ。」と心から思えました。
この経験を通して、私はホスピタリティに“正解”はないことを学びました。人の数だけおもてなしの形があり、それぞれに温かさや思いやりがある。そして、それを追い続けることが、この仕事の魅力なんだと気づきました。
また、挑戦する機会を与えてくれたお店と、背中を押してくれた仲間たちには、本当に感謝しています。あのとき一歩を踏み出せたからこそ、今の自分があります。これからも“笑顔を忘れないこと”、“挑戦を恐れないこと”を胸に刻み、どんな場所でも、自分らしいホスピタリティを届けていきたいと思います。
