ここで得るのは社会人としての教養と発想力、社外からの刺激だと感じた!
アウトバックには通称「プロジェクト」と呼ばれる、外部講師の方を招いて行われる研修制度がある。実際に店舗で働いてくれているアウトバッカー(スタッフ)が、自店舗の環境整備や新人トレーニングを効率的に行うツールの発案、過去に読んだ書籍からどのような学びがあったか、どんな影響を受けたかを発表し、シェアリングやプレゼン能力を養うなど、様々な方法で、個々の成長を店舗の成長へ繋げる場だと認識している。
私自身も何度か参加し、ここで得るのは社会人としての教養と発想力、社外からの刺激だと感じた。それと同時に、店長がいるべき場所ではないとも感じた。その理由は、プロジェクトの学びを店舗に落とし込むために考えた案を、“実行するか練り直す”かの判断をする第3者になるべきだと考えたからだ。舞浜店にも、プロジェクトに継続的に参加し、店舗内の環境整備やトレーニングツールの見直しなどを、率先して行ってくれるアウトバッカーがいる。先日プロジェクトメンバーから、「2階にあるショウケースにウェルカムボードを設置したい。」と、相談を持ち掛けられた。私自身も、何か変化を加えて、もっとお客様に興味を持ってもらえるようにしたい、と考えながらも、手が出せずにいた場所だ。
「うん、いいと思う!」
構想が練れたら報告してくれると思っていた。しかし、次に報告を受けた内容は、「出来ました!」だった。コルクボードにアウトバッカーの写真やドリンクの写真、ブルーミンオニオンなどが、所狭しと貼り付けてある。そのコルクボードを嬉しそうに見せに来てくれたとき、私はとても複雑な思いに駆られた。いい出来だよ、店内に飾るなら…。
ショウケースの目的は、お客様が行ってみたいと思うきっかけになること。店内にウェルカムボードを飾ることとは、意味合いが変わってしまう。とうとう“No”の判断を伝えなくてはならない日がきたか。どれだけ強く見せようと、私にも感情がある。断腸の思いを初めて抱いた。
「このままではショウケースに飾ることはできないよ。」
さっきまで満面の笑みだったその表情は、一瞬にして落胆の表情へと変わった。
「そりゃそうだよな、悔しいよな、頑張ったもんな、お店の為に!って考えてくれたもんな。」そんな言葉が出かかったが、どの口が言える?そう言い聞かせ言葉を飲んだ。その後、私の考え方と改善策を真剣に丁寧に伝えたが、その時間、お互い気持ちはボロボロだっただろう。
プロジェクトメンバーはもちろん、一緒に働くアウトバッカーには、お店で過ごす時間を“社会人になる準備”とし、いろいろな経験を得て今後に活かしてほしい、とも考えている。同じ時間を過ごせる期間には限りがあるから、厳しい人にも嫌われ役にもなる。店長としての一つの覚悟かな?私はそれと同じくらい、“アウトバックの成長とは、その売上と利益により評価される”この一文を、会社に属する者として、重く受け止めている。この一文は“フィールドガイド”と呼ばれる、アウトバッカーの指針となる冊子の初めに出てくる言葉である。
改めて取り組んでくれている皆さんへ。今練り直してくれている構想、良くなってきたよね!「下のショウケースにあったのってこれですか?」なんて言うお客様に出会える日が絶対来るよ!そんな未来が、みんなで一所懸命取り組んでくれた成果で、お店の成長なんだと思う!完成を楽しみに待てるのは、その先にある成功を手にしたみんなの表情が、手に取るようにわかるから。焦らずよく考えて、どんな人が何を見て、アウトバックを訪ねたくなるか表現しましょう!応援だけは誰よりもしている!笑。頑張れ!!
